大学生に人気のアルバイトに「本屋(書店)でのアルバイト」があります。
本が好きな大学生にはもちろんおすすめですが、あまりにぎやかなところで働きたくない大学生にもおすすめです。
社員割引があるお店もあるので、雑誌・本好きにはたまらない職場です。
仕事内容
本屋のバイトの仕事内容は、レジ業務とフロア業務がメインとなります。
★レジ業務・・・商品のお会計、本のカバー掛け、予約・取り寄せの対応、お客さんの対応
★フロア業務・・・本の並び替え、品出し、おすすめ本のポップ作成、雑誌にビニールを掛ける など
リサイクルや買取を扱う本屋なら、『本の査定・買取』の業務もあります。
きちんとマニュアルがあるので、それほど難しい仕事ではないです。
本が好きじゃない働けない?
本屋でアルバイトをしている人の多くは本が好きという人も多いですが、べつに本に詳しくないといけないこともありません。
本が好きな人の方が楽しく働けますが、だんだんと知識も増えてくるので心配はいりません。
自分が書いたポップ次第で売り行きが良くなったり、自分の好きな本を仕入れることができることもありますよ♪
一見楽そうに見える本屋のアルバイトですが、「思ったよりも立ち仕事が多かった」「どこにどの商品があるの覚えるのが大変だった」「本を運ぶのが重かった」などの声も多くあります。
しかし「本に囲まれているだけで幸せ」「仕事を覚えてしまえば同じことの繰り返しだから楽」という声も。
やはり本好きな人にとっては最高な職場のようですね(笑)
忙しさや本の種類は本屋の規模によっても違います。
大型書店だと仕事内容も専門化されるかもしれませんし、本が多いので覚えることも多くなってきます。
時給
本屋のアルバイトの時給は、他のアルバイトと比較して高いわけでもありません。
地方だと800円~900円代、都心部でも900円~1000円代の場合がほとんどです。
面接
本屋のアルバイトはサービス業ですから、清潔感はないといけません。華美なアクセサリーや髪色・髪型は控えましょう。
これは一概に言えませんが、面接内容に本についての話を挟んでくることもあります。
好きな本・作家、小さなころによく読んだ本、趣味などは、答えられるようにした方が良いかもしれません。
答えられたほうが印象が良いでしょうし、本屋さんからすると「本が好きでもないのになんでウチなんだろう?」と思われてしまうかも。
口コミ・体験談

時給よりもなるべく楽そうなところがいいなあ、と思っていたところ、通りすがった書店に【アルバイト募集】の張り紙があったのを見て申し込んだのがきっかけです。
週に4日、1日あたり17時~閉店(22時30分)までで30分休憩だったと記憶しています。
時給は850円から始まり、950円まで上げてもらいました。
個人経営の分、シフトもゆるくて、テスト期間や個人的な用事でも普通に休ませてもらえました。
仕事内容は、基本的にはレジ担当がメインで、その他返品作業など。
ベテランのバイトさんは、発注も任されていましたが、私はそこまではいきませんでした。
個人経営の書店なので、大型店に比べて不利で、売れるのがわかってい人気作品でも希望した数は入ってこないのが常。
その分、書店としても色を出そうとして店長が苦労されていたのを覚えています。
店があったのが、若者が多く、特にバンドマンや役者の卵みたいなひとが沢山住んでいる町だったので、音楽関係や演劇関係の本、楽譜、脚本集などが充実して、特設コーナーもありました。
自分が印象に残っているのは、プロの有名漫画家さんが資料を買いに定期的に来店していたことです。
その時期、仕事をほとんどしていない印象の方だったので、こんなに資料買って使うのかな?と勝手に心配していました。
半分趣味のようなアルバイト経験だったので、その後の人生に役立ったということは特にないような気がしますが、とても楽しく働かせてもらいました。