大学生におすすめの国内旅行先に「小笠原諸島」があります。
中でもおすすめは、父島と母島です。
船の便の関係で5日以上のまとまった休みがないと行けない島なので、学生のときに行くことをおすすめします!
小笠原諸島とは?
小笠原諸島は、東京から南に約1000kmに位置した、大小30程の島々からなる海洋島です。
有人島は、父島・母島で、硫黄島・南鳥島には自衛隊などの公務員が駐在しています。
手が付けられていない大自然が残っており、海洋島における生物の進化を示す典型的な見本として世界的な価値を持つ事が認められ、2011年に 世界自然遺産に登録されました。
小笠原諸島へのアクセス
小笠原諸島へのアクセスは、船・フェリーのみとなっています。飛行機はありません!
船は定期船の「おがさわら丸」という連絡船(フェリー)です。父島まで行きます。
運賃は学生だと特別料金になっています。レディースルームもあるので、女性でも安心ですよ♪
メモ
乗船場:東京港竹芝旅客船ターミナル
乗船時間:24時間
運賃:学生⇒19130円~64020円 (寝室のクラスによる)
年末年始・ゴールデンウィーク・7月・8月などの繁忙期の予約は、予約開始の特定日を設けて各期間中の一斉予約になります。
それ以外の場合は、乗船日の2ヵ月前から販売開始になります。
母島に行くには、父島からフェリーを乗り継ぐようになります。
安く行きたいなら
フェリー代はけっこう高めなのに、往復割引もありません。(学割があるのはありがたいですが)
できるだけ安い旅費で!という学生さんは、船と宿がパックになった「おがまるパック」を利用すると良いでしょう。
あと、HISやクラブツーリズムでもツアーがあります。1名からOKのフリープランもあります。
小笠原諸島の楽しみ方
自然が豊かで日本とは思えない海の美しさがある小笠原諸島。
海は透明度が高いので、ダイビングも最高ですし、シュノーケリングも最高です(^_^)/
クジラやイルカもたくさんいるので、運が良ければ遭遇できるかも?
太平洋戦争時の沈没船を目視できることでも有名で、シュノーケリングをすると間近で見ることができますよ。
口コミ・体験談

まず東京の竹芝桟橋から「おがさわら丸」という船で出発し、24時間ちょっとで父島に着きます。
最初、ネットとかで見て、「外洋の波は大きく荒いので、ほとんどの人が船酔いする」と書いてあったので、心配になり、酔い止めなんかも飲んでいましたが、心配するほどでもありませんでした。
広々としたスペースでみんなと雑魚寝する「2等船室」に泊まりましたが、ほかに吐いている人も見当たりませんでした。
僕は余裕で、食堂でハンバーグ定食を食べたりしていました。
父島に着くと、たくさんの島の人々が迎えてくれ感動しました。
その後、島の名物の島寿司を食べたりしましたが、辛子としょうゆをつけて食べる寿司、とてもおいしかったです。
レンタルバイクを借りて、島中を回りましたが、感想は「どこもかしこも自然が残されている」ということでした。
あえて開発していないということなのか、自分が無人島にいるのではないかと錯覚するほどでした。
今後、飛行場の建設が計画されているということですが、自然はしっかり守ってもらいたいと思います。
その後、少し離れた母島に移動しましたが、そこは父島よりももっと自然が残されている気がしました。
そこでもバイクを借りて、島を走りに走り、小高い丘から眺めた西の水平線に沈む夕陽。最高に綺麗でした。神秘的な光景でした。
ただ、母島の民宿で食べたウミガメの肉だけは、ちょっと口に合わなかったです……。
再び、父島に戻り、島を後にすることになるのですが、僕たちが乗った「おがさわら丸」に向かって、来た時と同様、島のたくさんの人々が手を振ってくれ、感動しました。
小舟で僕たちの船についてくる人たちもいました。
船の便の関係で、5日間ほどまとまった休みが確保できないと、行けない島なので、学生のときに行ってよかったと思いました。
社会人になった今でも、もう一度行ってみたい、そう思わせる魅力的な小笠原です。