大学生に人気のアルバイトに「居酒屋」があります。
居酒屋は大学生ならよく利用するでしょうから、仕事内容は分かりやすいかもしれませんね。
大衆居酒屋から高級志向の居酒屋まで色々とありますが、仕事内容は同じです。
時給も良く、ガッツリシフトに入ることができるので、稼ぎたい大学生におすすめのアルバイトです(^_^)/
仕事内容
ホール
お客さんのお迎え、案内、注文、提供、下げ、片付け が主な仕事内容になります。
注文は電子端末で入力するお店も多いですが、手書きのお店もありますし、お客さんが電子パネルで入力する場合もあります。
居酒屋ですので、酔っぱらったお客さんの相手をすることは避けられません。なので、感情が顔に出やすい人には向いていません。
一番大切なのは、お店全体の流れを読んで、お客さんの様子もうかがう気配り。お客さんのタイプによって接し方を変える必要もあります。
また、ホールは複数人で任されることが多いので、スタッフ同士のコミュニケーションも大切ですよ。
調理(キッチン)
大学生ですので特別な免許が必要な調理や難しい工程の料理をすることは求められません。
マニュアル通りに調理をすることが多いでしょう。
仕込みや片付けもあるので、開店時間外の時間帯でも募集している場合があります。
調理だけでなく洗い場やドリンカー(ドリンクを作る係)もすることがあります。
厨房内は冬でも熱く、特に夏場は地獄のような暑さになるので、体力のある大学生に向いています。
シフトや時給
居酒屋のアルバイトは、「学生歓迎」と募集条件に書かれている場合が多いので、大学生にとっては働きやすい環境と言えるでしょう。
店長さんも大学生の事情を分かってくれてる場合が多いので、色々と融通も利きやすいかもしれませんし。
また、夕方からのシフトになるので学校生活とも両立しやすいですね。

学業第一だということを忘れずに!
居酒屋でのバイトは、フード系のアルバイトの中では高時給な方です。さらに22時以降は時給がアップします。
特に時給が高いのは、繁華街にある居酒屋です。(その分忙しいということですが・・・)
これはどの居酒屋も同じですが、混雑するのは金曜日の夜と土曜日の夜です。
お店によっては週末だけ人が欲しい場合もあるので、求人情報の中には「週1OK」「土日のみでもOK」「週末のみでもOK」となっているものもあります。
大手チェーン居酒屋と個人経営の居酒屋
”大手チェーン店と個人経営の居酒屋のどちらが良いのか?”は、どちらとも言い難いです。
お店の雰囲気も違いますし、客層だって違うかもしれません。
大手チェーン店だとマニュアルがしっかりしているし、電子端末を利用して注文ができるので作業的には楽でしょう。
しかしチェーン店は安いイメージがあるので、色々なお客さんが来て客層は様々です。なので、それぞれに合った接客も必要となってきます。
それに対して個人経営の居酒屋は、常連さんが多いお店が多いです。
常連さんに気に入られれば仲良くできますが、その逆だと厄介な対象になってしまいます(笑)
つまり、自分の頑張りしだいでお客さんによろこんでもらえることが多くなります。常連さんってお店のスタッフが好きで来る人も多いですからね。
仕事はマニュアルがないことが多いので、自分目で見て学ばなければなりません。

それがお店の雰囲気やスタッフの様子を知れる一番手っ取り早い方法です。
スタッフが楽しそうに働いていたら、自分も一緒に働いてみたくなりますもんね。
体験談・口コミ

私は、大学生の時に居酒屋でアルバイトをしていました。
きっかけは、そこの居酒屋のマスターの息子と私が同級生だったからです。
私は、当時所属していたサークルでの活動が忙しく、なかなかアルバイトに時間を割くことが出来ませんでしたが、そこのお店がほとんど週末が忙しかったので、週末の夜に多く入らせてもらっていました。
時給は昼が650円で夜が700円でした。特に髪型の決まりは無く、仕事中は頭にバンダナを巻いて、服装は店から貸与された制服がありました。
居酒屋なので金曜日の夜が特に忙しかったのですが、私が通学していた大学がバイト先から遠く、車で1時間ぐらいは掛かるような所でした。
更に夕方はサークル活動が入っていてそれが終わってからの勤務だったので、店に入れるのは夜の20時~21時頃でした。
それぐらいの時間になると、早い時間帯から飲み放題のコースで入っていたお客様は帰る時間になってしまうので、私がその店に入ってからまず最初にしていたのは、その帰られたお客様のテーブルの後片付けと皿洗いからでした。
土日はサークルが休みだったり、午前中だけだったりしたので、18時のオープンからがっつりバイトに入ることが出来ました。
接客業なので、いろんなタイプのお客様がいましたが、おかげで社会人になる前にいろいろな接客のマナーを体験させてもらう事が出来ました。
友人の親のお店だったので、テスト期間中などもシフトを無理のない程度に組んでもらい、とても働きやすかったです。

大学時代、居酒屋でアルバイトをしていました。
もともと料理に興味があったのと、忙しそうに立ち回るホールのあの姿に憧れ居酒屋で働こうと決めたのがきっかけでした!
採用となった居酒屋は夕方17時から翌朝6時までと時間も長く、時給も北海道では当時いい方の890円程度だったと思います。
バイト先の居酒屋はキッチン、ホールと区切りがありましたが、店舗あたりに人数が少ない中での営業をしなくてはならず、キッチンメインではあるもののホールへ出て接客、電話対応などとてもマルチに動かなければならならいお店でした。
また、服装や髪型にもうるさくなくあんまり酷くないようならピアスや長髪でもある程度OKな職場でした!
主な業務内容はホールはもちろん接客(席案内、電話対応、オーダー取り、会計、席の片付けとセット)を行います、最初に私が想像していた10倍は大変でした...
キッチンは調理、盛り付け、皿洗い、ドリンク作りがメインとなります、
私はこのキッチンメインでの採用だったのですが最初の頃は皿洗いをしつつ、ドリンクと料理の盛り付け、作り方を盗み見る毎日でした。
やがて、実際に作る機会を与えられ、居酒屋では定番の焼き鳥やだし巻き卵などを作るチャンスをもらえますが見て聞いただけでは最初は必ず失敗します...
次第に慣れてくるとキッチン内でも焼き場(焼き鳥を焼く)、刺し場(お刺身や小鉢などの切りつけ盛り付け)、サラダ場(サラダの盛り付け)、ストーブ(火を使った調理)などのポジションを与えてもらえます!
時間こそかかりますができるようになると次々と仕事を任せてもらえます!
私自身、大学生活とアルバイトを両立するのは今思うと正直大変だったなと感じます。
アルバイト先はテスト休みや帰省で休みを取れる環境ではありましたが、私がアルバイトに夢中でほとんど休みなく働いていました(笑)
週5で10時間程度の勤務時間で22時以降割増での給料支給だったので、毎月見るのが楽しみだったのを覚えています。
今でもその時の料理技術や知識は無駄ではないですし、接客に関しても最初持っていた恐怖心というか不安も慣れるにつれ次第にできるようになり、卒業後も私の中で生きている部分ではあります。
ぜひ居酒屋で働いてみたい、または給料に惹かれてやろうと思っている方はおすすめの業態だと思いますので、自分に合いそうなお店を探して、最初は出来ずともコツコツ頑張ってみて下さい!